タッチパネルが壊れたパナソニックのビデオカメラ「HC-W870M」からデータを救出した

2015年3月に購入したパナソニックのビデオカメラ「HC-W870M」のタッチパネルが全く操作を受け付けなくなった。物はいずれ壊れるものだから仕方なしと諦め、せめてデータだけはと取り出そうと試みた際にある重大な事に気づいた。

そう、このビデオカメラはタッチパネルが操作不能になるとデータを取り出すことができないということだ。リモコンが付属しないのにタッチパネル操作不能でお手上げ状態になるという嫌がらせとも取れる仕組み。 開発者はいったい何を考えてるのかと怒りがふつふつと湧くも、何とか冷静になりデータを取り出す方法を探ると、Yahoo!知恵袋に答えがあった。ビデオカメラとテレビをHDMIケーブルで繋ぎテレビリモコンでビデオカメラを操作するという方法。

そんな事ができるのかと懐疑的だったものの、実際にやってみるとできた。ただテレビリモコンですべて操作できるわけでなく、限られたメニュー画面の操作に留まった。

そのため、内蔵メモリからSDカードにコピーするやり方しかデータを取り出す方法はなく、他の方法はなかった。それでもデータが救えるならば文句はなし。めでたしめでたしとなった。


■データの取り出し方■
1.ビデオカメラとテレビをHDMIケーブルで接続
2.ビデオカメラとテレビのビエラリンク（他社テレビならCEC）を両方入りに設定
3.メニューから選択し内蔵メモリからSDカードにコピー