2019年5月31日の取引 日経平均暴落！20000円割れは目の前に

今日の日経平均は341.34円安の終値20601.19円。一昨日と昨日は引けにかけて上げたものの、今日は耐えられなかったのか引け安値。万策尽きた状態。

暴落の原因は、トランプによる発言。移民阻止対策でメキシコに関税を掛けてやるぞとの強硬策。悪いサプライズは相場にショックをもたらし、必要以上に動く。

コンピュータによる取引が相場を牛耳る中でサプライズは一方的な動きを生み、下げが下げを呼ぶ。そこまで下げなくてもという値さえもぶち抜いていく。そこに個人投資家が巻き込まれる。

日経平均は22000円よりも20000円のが近くなっている現状。ここまで落ちたら割らないとおかしいし、割らずに反転するとは思えない。

安倍総理はリーマン・ショック級がどうこう言っているが、実際にそれが起きてもおかしくない。それはアメリカがメキシコに関税を掛けると進出している日本企業が痛手を食らう。

さらに、このリスクオフによる円高。これからの業績悪化は免れないわけだ。そうなると関連する企業の株価は大きく下がり、賃上げも期待できなくなる。

当然自動車株が下がれば日経平均に影響する。そう、悪循環に入ってしまうとすべてが悪い方向へ加速度的に進む。10月に消費増税も控えていることを考えると、景気悪化は免れない。恐ろしや恐ろしや。


■保有銘柄動向（前日比）■

・オリックス（目標株価1800円）
1550→1535

・ヤマダ電機（目標株価600円）
506→508

・カルナバイオ（目標株価1500円）
961→925

・日宣（目標株価2400円）
1315→1356

・イトーヨーギョー（目標株価1100円）
682→665

・ジャパンフーズ（目標株価1400円）
1149→1150

・不動テトラ（目標株価1780円）
1356→1326

・共立印刷（目標株価298円）
177→175

・イトーキ（目標株価450円）
415→411