豊岡テレビ中継局

テレビ中継局めぐりの旅、今回は豊岡中継局です。
午後から訪れたのですが、午前中は豊岡市竹野町の竹野中継局に行っていました。午前中は雲が空を覆って曇天状態でしたが、午後に入り次第に晴れてきました。

テレビ中継局への登り口は豊岡市河谷地区にあり、集落内を奥に向かってへ進んで行くと自然に発見することができます。登り口にはフェンスがあるため、この先に進めないのかと思っていたのですが、これは、イノシシや鹿などへの対策用に設置されていたので、フェンス金網を開けて進んでいくとダムが見えてきます。その堰堤の脇を抜けて山に向かっていきます。

堰堤を通り過ぎて少しすると山への登山路がありますが、不確かな道で判断がつきません。ところどころ、ぬかるんでいて歩きづらいです。木が倒れていたりして、なかなか一筋縄では行きません。テレビ中継局までの道中にはNHKと書かれた案内板がいくつか設置されています。

テレビ中継局に近づいてくると、山肌が開けていている箇所があり、眼下に豊岡盆地が広がっています。登山口である河谷地区も見下ろすことができます。太陽の位置の関係で逆光になり、あまり綺麗な写真ではありません。あしからず・・・。

テレビ中継局のある山頂からは、兵庫県立コウノトリの郷公園の施設の一部がみることができます。しかし、春になると木々が芽吹いてしまうので、冬季限定ということになるでしょう。アンテナには銘板が貼ってあり製造年月が書いてあります。それによると、昭和48年7月となってます。住友電気工業株式会社と書かれているので、その会社の製品と思われます。

豊岡テレビ中継放送所は、NHK総合と教育だけのNHK単独のテレビ中継局です。民放はありません。中継局周辺の民家からは、このテレビ塔にアンテナを向けている家はみつかりません。そのことを踏まえて、誰のためのテレビ塔かわかりかねますが、NHKの配慮ということなのでしょうか。地上デジタル化の予定もなし。