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八鹿テレビ中継局(アナログ)

テレビ中継局めぐりの旅、今回は八鹿中継局です。
同中継局は、主に旧八鹿町をサービスエリアとしてます。また、八鹿町以外でも一部の地域で受信しているお家があるようです。

中継局は、舞狂山に設置されているので、中心部からもよく目立っています。中継局への登り口はわかり辛かったのですが、全但ゴルフの打ちっぱなし練習場へ続いている道に入り登っていきました。路面は舗装されていて、登りやすかったので助かりました。しかし、ところどころ崩れてきそうで、石が転んでいたりしました。

山頂にある送信点の手前にNHKと民放の受信点があり、パラボラアンテナに出くわします。香住中継局から受信しているものと思われます。そして、更に登っていくと、民放の施設があり、そこから更に数十メートル登るとNHKの施設があります。NHKは舞狂山の山頂に設置されています。

NHKの鉄柱にはテレビの送信アンテナの他に、NHKFMの送信アンテナが併設されています。建物には詳しい案内板が取り付けられていましたが、民放の局舎にはありませんでした。開局年月日は昭和40年12月となっております。

舞狂山にはテレビの電波塔以外にも、携帯電話会社のものがあったり、DDIポケットのものや、兵庫県のものなど・・・。同山は電波塔が林立しているわけです。しかし!眺めがとてもよいので登山の対象にもなる山です。ここをご覧になられているみなさん!デートにでもどうですか?夕日がとても綺麗です。

旧八鹿町(現在は養父市)の広報に書かれていた記事より抜粋

ながらく待ち望んでいた民間テレビ放送四社(読売、関西、朝日、毎日)の放送局が完成し、いよいよ放送を始めます。
去る九日から電波を送って器械を調整、十六日から十九日まで試験放送を行って電波管理局の検査を受け、合格すれば直ちに本放送となります。

この喜びを迎えるのも民放各社の温かいご理解によるものです。山が多くサービスエリアの狭い但馬では効率が悪く、当然多くの放送局が必要で、到底採算の取れないことを承知の上で、格別の取り扱いを願いました。八鹿、和田山、城崎、香住に設置され、近く日高にも完成される予定で、みなさんとともにお喜び申し上げます。

民放四社では、きたる二十三日正午から関係者多数の参集を願って、町民ホールで盛大な開局式が開かれます。
この開局式を祝うため、駅前から栄町までと京口、天子の各区では、万国旗をかかげ、伊佐小児童の鼓笛隊の町内行進があります。また商店街では記念の大売出しが計画されております。

なお、サンテレビの放送は未定ですが、決まり次第お知らせします。
チャンネルは読売42、関西38、朝日36、毎日34、既設のNHK総合44と教育46を合わせて六つのチャンネルが美しい画像で楽しめることになりました。

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放送局 リモコン番号 物理チャンネル 偏波面 出力
NHK総合 1 44- 垂直 10W
NHK教育 2 46- 垂直 10W
サンテレビ 3 34- 垂直 10W
毎日放送 4 36- 垂直 10W
朝日放送 6 38- 垂直 10W
関西テレビ 8 42- 垂直 10W
読売テレビ 10 40- 垂直 10W
中継局の写真 撮影日:2007年4月14日・2009年4月5日

中継局が設置されている舞狂(ぶきょう)山です。

一番高い頂にNHK、そのすぐ右隣が民放です。

舞狂山の山頂よりも手前の道路脇にNHK受信点がありました。

NHK受信点の局舎です。

NHK受信点より数メートル離れた場所に民放受信点。

民放受信アンテナ。

民放全景。

民放の局舎と鉄塔。

送信アンテナ。

民放の局舎。

NHKの局舎。

別角度から。

NHKのテレビ送信アンテナが下にあり、その上にFMの送信アンテナ。

壁面のロゴです。

NHK表札。

NHK施設案内板。

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